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いちじく

いちじく

いちじく甘露煮は秋田の代表銘菓です。

いちじく(無花果)は秋田富士と呼ばれている秀嶺な鳥海山の麓一帯に産し、その美味と消化の良いことは広く世に知られております。 いちじくの原産地はアラビア地方で、紀元前3000年頃には栽培されていました。 多くの薬効成分を含み、世界中で薬用植物として利用されてきました。 近年ではアルカリ性健康食品として、美容と健康に良いことから重宝されております。


いちじくの主な栄養素

カルシウム、カリウム、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2 その他、食物繊維や多くの酵素を含みます。


いちじくの健康効果

食物繊維のペクチンが多く含まれているため、腸のはたらきを活発にする効果があります。便秘解消に特に効果があります。 また、タンパク質分解酵素のフィシンを多く含んでおり、消化作用を促進する効果があります。そのため、お酒などアルコール類を飲んだ後に食べると二日酔いになりにくいと言われています。 このほか、炎症を抑えるはたらきがあり、喉の痛みや黄疸の治療に効果があると言われています。

いちじくの葉や茎の切り口から出る白い液にはタンパク質分解酵素(フィシン)が含まれているため、痔や水虫の外用薬として利用されています。 また、いちじくに含まれるベンズアルデヒドという成分には、ガン抑制作用があることが、最近の研究でわかってきました。